不眠症とはどんな病気?

不眠症とは「睡眠」に何らかの問題が起こっている状態のことを指します。多くは、寝ようとしているのに「寝られない」、「夜中や早朝に目が覚める」、「ぐっすり寝た気がしない」などで、十分な睡眠が得られず、日中の生活や仕事に支障が出てしまいます。逆に、睡眠時間が短くても目覚めが爽快であれば不眠ということにはなりません。

不眠症の主な症状

不眠症では主に下記のような症状があらわれます。気になる、当てはまると思うものがある場合は、一度心療内科を受診されることをおすすめします。

  • 寝ようと思ってもなかなか寝られず、30分以上寝るまでにかかっている
  • 寝ている途中で目が覚めてしまう
  • 朝早く目が覚めてしまう
  • ぐっすり眠った気がしない

当院での治療方法

不眠症の治療は主に睡眠薬を処方します。睡眠障害のタイプによって処方する薬の内容が変わります。また、不眠症はうつ状態や不安障害などの他の病気が原因で起こっていることもありますので、診察で不眠の原因とそのタイプの見極めを正確に行うことを重視しています。
当院では患者様に応じて、必要最低限の薬を処方するように心がけております。また症状に応じて、漢方薬の処方も可能ですので、ご希望がある場合はご相談ください。

  • 不眠症治療において内服薬はあくまで補助的な役割を果たすものであり、正しい生活リズムを作る事が大切です。