こんにちは。1月末、冬本番を感じさせる寒さですね。栄の地下街から地上へ出た瞬間の、あの刺すような冷気…本当に身に沁みます。これだけ寒いと、お顔の乾燥も気になりますが、最近「足の指が赤く腫れて、お風呂に入るとかゆくてたまらない」と相談に来られる方が増えています。
「しもやけなんて子供がなるものでしょう?」と思っていませんか?実は、大人になってからのしもやけ、意外と多いんです。実は、長い時間、外にいたことで足元を冷やしすぎてしまい、帰宅後に足の指がパンパンに腫れてしまった、という訴えを伺うことがあります。あの独特のジンジンするような、かゆいような痛み…本当に辛いですよね。
今日は、大人がなりやすい「しもやけ」の正体と、その対策についてお話しします。あなたの大切な足先、守ってあげませんか?
Q1:大人でも「しもやけ」になるのはなぜですか?
A1:原因は、寒さによる「血管の渋滞」かもしれません。
しもやけ(凍瘡)は、寒さで血管が縮んだり広がったりする調節がうまくいかなくなり、血行が悪くなることで起こります。料理に例えると、冷えすぎて「交通渋滞」が起きているような状態ですね。特に以下のような方は、大人でも注意が必要です!
- 冷え性・血行不良: もともと手足が冷えやすい。
- 締め付けの強い靴: ヒールや細身のブーツで足先が圧迫されている。
- 急激な温度変化: 外で冷え切った足を、いきなり熱いお湯や暖房に当てる。
「早く温まりたい!」と、冷えた足をすぐ熱いお風呂に入れてしまい、翌朝ひどい腫れに見舞われた、ということはありませんか?実は、急な加温は、実は血管への大きなストレスになるんですよ。驚きですよね!
Q2:自宅でできる「しもやけ」の予防策やケアはありますか?
A2:まずは「冷やさない」こと、そして「血行を流す」ことが基本です。
1.マッサージと保湿:保湿クリームを塗りながら、足指を優しく回したり、グーパー運動をしたりして血行を促しましょう。小さなことですが、これが意外と効くんです!
2.靴選びを見直す:ブーツの中で足指がぎゅっと固まっていませんか?血流が止まると、そこから一気にしもやけが始まります。厚手の靴下を履くときは、ワンサイズ余裕のある靴を選んでみてください。
3.水気をしっかり拭く:手洗いやお風呂のあと、指の間が濡れたままになっていませんか?水分が蒸発するときに熱を奪い、急激に冷えてしまいます。清潔なタオルで、優しく丁寧に拭き取ってくださいね。
Q3:皮膚科ではどのような治療をしてもらえますか?
A3:お薬で血行を改善し、炎症をしっかり鎮めます。
「たかが、しもやけ」と我慢して放置すると、皮膚が破れて「潰瘍(かいよう)」になってしまうこともあります。クリニックでは、血行を良くするビタミンEの塗り薬や飲み薬、炎症が強い場合はステロイドの外用薬などを処方します。
また、しもやけだと思っていたら、実は別の病気(膠原病など)が隠れている可能性もゼロではありません。だからこそ、自己判断は禁物です。もし「毎年繰り返して辛い」「色が紫色になってきた」という場合は、早めにお話しを聞かせてくださいね。
いかがでしたでしょうか?冬の寒さはまだ続きますが、適切なケアでしもやけの不快感はぐんと和らげることができます。痛痒さを一人で抱え込まず、気軽にご相談ください。冬を快適な足元で軽やかに過ごしましょう!
名古屋・栄エリアで心身のお悩みなら、久屋大通駅1A出口スグのココカラハートクリニックへ。心療内科、精神科、内科、皮膚科に加え、同フロアのココカラウィメンズクリニック(婦人科)とも連携。1つの場所で心と体をトータルサポートできるのが強みです。ご予約・お問い合わせは、お気軽にどうぞ。
この記事を書いた人
皮膚科専門医 野尻 万紀子
診療日 毎週月曜日午前
ココカラハートクリニックでは、皮膚科診療を行っています。
診療日は毎週月・木曜日の10時~13時です。
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